だいぶ昔になりますが、ある職人さんがいました。その人はとてもキレイ好きの人で昼食の前には必ず手を洗う 習慣がついていました。その日も、楽しい昼食の前に手についたペンキをシンナーで拭くのに、たまたま自分のはめていた軍手を 使用しました。ついでに軍手もシンナーでしっかり洗い、トラックの荷台で干して食事をしました。その日は秋で寒い日でした。 楽しい食事も終わり、仕事を始める前に、その軍手をはめ、タバコに火をつけました。その瞬間「手が燃えている!!・・・」 と大騒ぎ。おかげで左手にやけどをおい、さらに不自由な手で運転し事故をおこしました。ペンキを薄めるシンナーは通常、石油 くらいの揮発性なので寒い日には完全に乾燥せず、手の暖かさで軍手に残っていたシンナーが蒸発し爆発的に火がついたという わけです。彼は今でもタバコを吸っているそうです。チャンチャン。お気をつけて。

つづく。(まだまだあるよー???)